印旛沼のバス釣りフィールドガイド!ルールや禁止事項などもご紹介

印旛沼
目次

印旛沼のバス釣りの歴史

印旛沼は、千葉県北部の利根川下流南岸に位置する利根川水系の湖沼です。ブラックバスの出現が印旛沼で確認されたのは1983年頃で、それ以前から一部の流入河川などで繁殖していた可能性も指摘されています。当時の在来魚への影響は大きく、千葉県による駆除活動も行われました。

全国的には1970年代からブラックバスの釣り人気が高まり、奈良県の池原ダムや和歌山県の七色ダムなど西日本を中心に釣果報告が広まりました。印旛沼での個体増加もその流れと並行して起きたと見られますが、具体的な放流・移植の記録はなく、非公式な放流によって定着した可能性が高いと考えられています。

現在の印旛沼は、多様な生物相を持つ一方で、外来魚による在来魚の減少が問題となっており、釣り人の活動にも一定の制限が設けられています。プレッシャーが高い釣り場として知られ、ローカル大会や個人釣行のフィールドとして人気を集めています。今後も持続的な環境保全と釣り文化の両立が求められる場所です。

印旛沼のバス釣りルールやその他釣りに関する情報

印旛沼でバス釣りを行う際は、ルールをよく読み、駐車場や周りの方々へ配慮しながら行いましょう。

■印旛沼のバス釣りルール

・釣り可能時間

・日出から日没までの間
・オカッパリの方は夜釣りも楽しめます。

■印旛沼に生息する魚種

・ブラックバス・コイ・ヘラブナ・ギンブナ・ナマズ・ウナギ・ボラ・マハゼ・ワカサギ・テナガエビ・モツゴ・ブルーギル

■遊漁券

・1日券:500円

・1年券 :3,000円

■遊漁期間

・年間を通して釣りが可能です。

■漁具・漁法

漁具・漁法

・ルアーフィッシング

・フライフィッシング

禁止されている漁具・漁法

・撒き餌を使用する釣り
・投網(とあみ)・刺し網
・ヤス・モリなどの突き漁
・延縄(はえなわ)・わな
・電気ショッカーや爆薬を使った漁法(もちろん違法)

印旛沼のレンタルボート店

印旛沼には全4店舗のレンタルボート店があります。WEBでの予約ができる店舗もありますので、初心者の方は「バス釣りポータルサイトRESERVER」から予約してください。

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印旛沼のバス釣り釣果情報

印旛沼のバス釣り釣果情報についてもバス釣りポータルサイトRESERVERを参照下さい!

印旛沼のバス釣りポイント

印旛沼のバス釣りポイントの紹介

・甚兵衛広沼(甚兵衛大橋周辺)

岸釣りがしやすく、比較的足場が安定していて、橋脚周りや護岸沿いにバスが着いていることが多いです。

・長門川(長門川水門周辺)

水門周辺はバスの回遊が多く、流れの変化を利用して捕食するバスがいるので狙い目です。

・西部調整池(西印旛沼)

広大なシャローフラット(浅瀬)が広がるエリアで、産卵期に大型バスが集まる観点からおすすめのポイントとされています。

印旛沼の釣り禁止区域

印旛沼では、湖を管理する漁業協同組合によって釣り禁止区域が定められています。立ち入りや釣りが禁止されているエリアがあるため注意をしましょう。

・長門川水門(長門川と印旛沼の接続部)
・将監川水門
・捷水路(しょうすいろ)水門
・発電所や取水施設の周辺

禁止区域への立ち入りを防ぐために、現地の看板や案内表示を確認し、管理団体(印旛沼漁協や自治体)の最新情報をチェックをすることを心がけましょう。

印旛沼のバス釣りはルールを守って楽しもう

千葉県に位置する印旛沼(は、関東有数のバスフィッシングスポットとして知られています。広大な水域、豊かな自然環境、多彩な釣りポイントがあり、初心者から上級者まで楽しめるのが魅力です。

たくさんの釣り人が訪れるからこそお互いが思いやりを持って気持ちよく釣りができるよう、最低限のルールやマナーを守って、できるだけ長く楽しませていただけるようにしましょう。

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この記事を書いた人

バス釣り大好きなITベンチャー企業のメンバーで構成されたバス釣り事業部。週末は大体誰かが湖や川に浮いています。

全国のレンタルボート店やガイドを検索・予約できるポータルサイト「RESERVER」の運営も行っています。

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